実家を離れて住むにあたり、手元にエレキギターとミニ鍵盤を持ってきたのですが、何週間経っても全く触る気になれません。
もう、そういうことなんだと思うんですね。
少なくとも、これらの楽器は無理。
で、ほかは大丈夫かってわからないけど、何故か琉球三線がこの一ヶ月くらい気になっていて。
んー、どうなんだろう。
昔はこの手の弦楽器はアタック音が強過ぎて雑音に聞こえて、大嫌いでした。
今は割と平気になって、遊びで弾いてみたりもしたけど、果たして購入して演奏を楽しめるレベルまで続くかな??と疑問に思ってしまいます。
ほんの二万円なんだけどね!
買い渋ってます。
どこか旅行行くときにもいちいち荷物になるしねー。
あと、楽器にまつわる記憶っていいものが無いんです。
例えば私のギターの記憶って、
指が痛い
手首が痛い
首が痛い
腰が痛い
耳が痛い
頭が痛い
重たい
こんなのばっか。笑
なぜか演奏の後の達成感とか全くないの。
今更、何も楽しく感じられない、私にとっては単なる苦行として捉えられてる。
あ、一応補足しておくと、ギターボーカルしていたので、簡単な弾き語り位ならさっと出来るので、もったいないとは言われるのですが…
現状、嫌なものは嫌だ。
というのが、子宮の声なので、それに従っています。(便利。笑)
「じゃあ何をするんだよ!?」
よく聞かれる質問です。
何かしてないといけないみたい。
何もしてなかったら無価値なんでしょうか。
そんなことないでしょ。
一度、バンドを抜けたばかりの頃で精神的に疲弊していた頃、確か同窓生の男性に、今何をやっているのかを聞かれ、「音楽をやっているけど、今はプロを目指していない」と話したら、「けっ!」と唾を吐いたかと思うような勢いで見下し、いきなり無視されたことがあります。
そんな答えを口に出すのもキツかった私には、そんな彼の酷い反応に噛み付くパワーもありませんでした。
そんな私でも出来た最低限の防御策として、その後、その浅はかな男性との一切のやりとりを断ちました。
私の人生に必要のない、二度と会話を交わすことのない別の世界の方という認識にしたんです。
でもね、でも最近気付いた。
本当はその場でそいつに対して怒って、自分を守ってやるべきだった。
ごめんね、自分。
デザインとかコンセプトとか、どうやってアイディアや見せ方を作っていったら良いか分かっていない超ド素人な段階から作り上げていったのに、某マネージャーさんから面と向かって「何がしたいか分からない」って言われても、
「姫宮美緒」という名前がオタクっぽいからやめろ、と外野からどやされても、
どんなに哲学的な歌詞を上手く書き上げても、
レコーディングのために新曲をどんなに悩みながら歌い込んでも、
夜も爆音も苦手で何も楽しくないのに、
オールナイトのクラブイベントに顔を繋ぐために通っても、
バンドメンバーに「ステージ衣装がダサい」とか言われても、
出番直前で「そのヘアメイク、全然かわいくない」とかメンバーに酷いこと言われたりしても、
ファンの人の自殺を止めても、
表面上は、衣装着て、他人が用意したステージでかっこつけて歌ってる何も考えていないお気楽な子にしか見えないものね。
最初から最後まで自分しか味方じゃない。
レーベルも、バンドメンバーも、時には親だって、ファンだって味方じゃなかった。
そういうことが、まだ胸の中に全部詰まっているから、
今は、音楽をすること、特に楽器を演奏することには
全く関心が行かないんだと思う。
でも、私自身は無価値じゃない。
むしろ特別!
だって姫宮美緒は一人しかいないからね。
レーベルにも事務所にも大して所属していない(した時期もあるけど、事務所は何もしなかった。弱小だとよくある話w)のに、これだけの功績を挙げられた私は本当に凄いと思うんだ。
だからこれからは、存在給を頂けるようになりたいと思います。
存在給って初めて聞いたぞ?という方は、こちらを読んでみてね。
http://ameblo.jp/kokoro-ya/entry-11955899707.html
youtubeでPVが見れます。
https://www.youtube.com/watch?v=DmIrCKv-wJ4&list=PL68579E69B191D52B